新世代のバッテリー SHORAI BATTERYのご紹介です。
これからの季節、エンジンを掛けようとしても弱々しく回るスターター、最悪なケースでは何回かセルを回すうちにバッテリーにとどめを挿してしまう事、バイクやスクーターにお乗りの方で有れば1度は経験が有るのでは無いでしょうか。
2輪用バッテリーは搭載スペースの問題から容量的余裕があまり無く、一度ドロップさせてしまうと元の状態に戻りにくい性質があります。また気温が低くなるにつれその傾向が如実になります。
通常、2輪用バッテリーのライフは2年からもって3年と言われています。但し近年は上記したスペースの問題から必要最低限のバッテリーしか積まない車両も多く(特にSS系バイク)メーカーが謳う耐用年数前にご臨終なんてケースも珍しくは有りません。
また、電子制御を多用した車両では規定電圧以下になると強制的にエンジン始動不可にするモデルまで有ります(FUOCOやMP3等)
バイクやスクーターからキックスターターが無くなりバッテリーへの負担が増す中、今までの鉛バッテリーでは考えられない、常識を覆すバッテリーがお目見えしました。
eXtreme-Rate リチウム鉄角柱型セル(化学式LiFePO4)を採用し、超小型、超軽量、高耐久、高出力を掲げて登場したSHORAI BATTERYはバイクやスクーターにこそ相応しい新世代バッテリーです。
そんな次世代バッテリーを此の度カネバンでも取り扱い開始させて頂きます。
eXtreme-Rate リチウム鉄角柱型セル(化学式LiFePO4)と言われてピン!と来る方はそう居ないと思いますがなんでもラジコンの世界では結構前からメジャーなバッテリーだったそうです。なんでも小型軽量高出力にプラスして急速充電や追い充電に対して劣化が無いのがラジコンに打って付けな様です。
まぁ、ラジコンの話は置いておいて・・・・。
詳しい記述はメーカーサイトを参考にして頂くとして、ここでは掻い摘んで今迄の鉛バッテリーに対してSHORAI BATTERYの優位性について簡単にご説明致します。
1)圧倒的な軽さ!
まず最初にSHORAI BATTERYを持って驚くのが有り得ない程の軽さです。中身がカラっぽの展示用モックでしょ?と思ってしまう程の軽さです。バッテリーは重いと言う頭で考えるとその軽さは冗談としか言い様が有りません。
その軽さから近年ではレース用車両のバッテリーとしても注目を集めています。グラム単位で軽量化に挑むレーサーですのでキロ単位でのダイエットが可能なSHORAI BATTERYは革命的とも言えます。
もちろんレーサーだけでは無く、日々ご利用のバイクやスクーターにもキロ単位の軽量化は恩恵が有る筈です。
2)圧倒的な小ささ!
上記した軽さと通じる所ですが従来の鉛セルを持たない為、同じアンペア数、同出力のバッテリーと比べ大きな物でも2/3程の大きさしか有りません。物によっては半分程のサイズです。
実際に代表的なバッテリーとの比較画像をご用意しました。
先ずSR50R Factory PurejetやRS125に使用されるYB9-Bと互換品で有るLFX09A2-BS12の比較です。
次は、VespaのLX/SシリーズやRunner等に採用されるYTX12-BSと互換品のLFX14A1-BS12との比較です。(SHORAI BATTERYではYTX12相当の互換品が無いため上位のLFX14を互換推奨しています。)
そして、アプリリア製バイク&スクーター全般やMP3、V7 Classic等に採用されるYTX14-BSと互換品のLFX14A1-BS12との比較です。
最後に、FUOCO500やGP800等に採用されるYTX16-BSと互換品のLFX18A1-BS12との比較です。(SHORAI BATTERYではYTX16相当の互換品が無いため上位のLFX18を互換推奨しています。)
如何でしょうかSHORAI BATTERYが如何に小さいかがお解り頂けたかと思います。
ちなみにLFX14とLFX18はアンペア数こそ違いますがバッテリー本体外寸は全く同じですので標準でアンペア数の大きなバッテリーを積んでいる程、小型軽量化のメリットが大きいことが解ります。
(当店WebShopでは各バッテリー外寸が御覧頂けますのでアンペア数と寸法さえ問題無ければ他メーカー、他車種へもご利用頂けます。)
「でも、大きさは今迄の鉛バッテリーと同じでも良いんじゃないの? 」
と考えがちですが小さいことでのメリットも勿論有るのです。
SHORAI BATTERYでは従来のバッテリー互換品の他にワンサイズ上のアンペア数の使用も可能としています。これはどういう意味でしょうか? 今迄のバッテリーではワンサイズ上のアンペア数のバッテリーを搭載したくてもスペースの問題から諦めざるを得ませんでした。しかし超小型なSHORAI BATTERYで有れば殆どの車両でワンサイズ上のアンペア数をご選択頂けるのです。
すなわち純正採用されているバッテリーでは少々心もとない車両にワンサイズ上の物を取り付ける事で安定して素早いクランキングを実現し、しいてはバッテリーに負荷を掛けずに済むのです。
また、RSV4の様にETC車載器の搭載にも困る車両ではバッテリースペースに余裕が出来るためETC車載器をシート下へ無理なく収める事も可能となります。
3)高耐久、高出力!
小さく軽いとイメージ的には弱々しく感じますがSHORAI BATTERYは同アンペア数の鉛バッテリーに比べ高耐久、高出力となっています。
実際に使用してみるとエンジン始動時のクランキングスピードが力強くなり始動性が向上します。特にRSV4やRS125等、標準バッテリーの容量が少なく何回かクランキングさせると明らかにクランキングスピードが落ちる車両には大変オススメです!
もちろん、グリップヒーターやナビゲーション、果てはオーディオまで搭載している様な車両でもバッテリー負荷の心配をせずにガンガン使って頂けます。
4)そしてお求め安い価格設定!!
当店WebShopをご覧頂ければ解りますが従来のメーカー純正や同容量国産メーカーバッテリーに比べ殆どが同等か安価な設定になっています。新機軸を採用した製品はとかく従来品より高価になりがちですが、SHORAI BATTERYで有れば気軽に鉛バッテリーからスイッチして頂けるかと思います。もちろん最近目にする中国製の激安バッテリーに比べれば高価では有りますが性能差を考えれば比べるまでも無いでしょう。
矢継ぎ早にご説明をして参りましたがSHORAI BATTERYの優位性がご理解頂けたかと思います。
SHORAI BATTERY社自体、2010年創業と若いメーカーであり、日本での正式取り扱いも本年度から始まったばかりです。よって正直な所、メーカーが謳う長期的な信頼性に関しては未知数ですがご安心下さい。性能面で従来のバッテリーを凌駕するSHORAI BATTERYですが保証面でも充実しています。(詳しい保証サポート内容はメーカーサイトを御覧ください。)
既存の鉛バッテリーをあらゆる面で凌駕するSHORAI BATTERY如何でしょうか。
本格的な冬を迎える前にバッテリー交換をお考えの際には是非ともご検討下さい。
SHORAI BATTERYはカネバンWebShop並びに小金井店店頭でもご購入頂けます。
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Comments
RUNNER VXR200RST@CHIBA です。
昨夜ショーライバッテリー載せ替え後の帰路の感想ですが・・・何ですかこれは。
ETC+HID(2灯)+グリップヒーター(旧)を全部つけてもガンガンエンジン回りますよ!!
しかも、2㎏以上軽くなっているとなれば・・・いつもの場所では+10kも。
これでは冬眠させている暇はありませんね。
ショーライバッテリ購入の背中を押していただきありがとうございました。
Posted by: 黄色だった人 | December 05, 2011 02:59 AM